ウンタのウイスキー日記

1万以下で美味いウイスキー探す旅

シグナトリー ボウモア 13年

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グラス:創吉テイスティング1

ボトル:開封10ヶ月

評価:⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ 5点

樽:ホッグスヘッド

度数:46%

地域:アイラ

ハウススタイル:ハニー、スモーキー、潮気、

コスパ:良い方 4000円台

 

ボトラーズシグナトリー社のアンチルフィルターシリーズ。ヴィンテージ2000年の13年熟成のボウモアです。

最初にウイスキーにハマったキッカケの蒸留所の一つなので今でも新しく購入する時は心踊りますねー

香り、塩、酸味、グループフルーツ、梅干し、上品に漂うピートの煙。

味、酸味が強い、若いグループフルーツの果汁、モルト感が薄くライト、甘さがあまり感じない。酸味と共にスモーキーフレーバー。ドライで潮気がある。少し水っぽく熟成感をあまり感じない。

フィニッシュ、アタックからフィニッシュまで変化が少なく一直線に上昇するようにフィニッシュ。フィニッシュはドライで短め。

総じてライトでドライな印象。自分の中でボウモアテンペストバッチ5を下手に加水した感じで、ボウモアらしさのハニー感がなく単調に思えたのでちょっと残念。でも上品なフレーバーは流石のボウモア

自分の中でボウモアはアイラモルトの中でも湿度低めでからりと晴れわたってるイメージの蒸留所で、その辺がアイラの女王とか言われる所以な気がします。

このボトルも湿度低めで、8月のからりと晴れわたってる海感が出てて面白い。

オフィシャル12年と比べてまた違うボウモアを(たぶんテンペストシリーズの路線)見せてくれたので勉強になりました。