ウンタのウイスキー日記

1万以下で美味いウイスキー探す旅

クライヌリッシュ14年 旧ラベル

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グラス: 創吉テイスティング1
ボトル:開封後2ヶ月
評価:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 7点

度数:46%

地域:ハイランド
ハウススタイル:ワクシー、モルティー、オールラウンダー
コスパ :良い 4000円前半

ハイランドモルトの銘酒中の銘酒と言われクライヌリッシュ。コチラは旧ラベル、現行品と比べていないので味の変化はわからないけど素晴らしいボトル。

ボトラーズでリリースされていたビジュアルフレーバーのカスクストレングスの出来があまりに良くて、そのボトルが残量少なくなってきたので代わりにオフィシャルボトル購入しました。

(モリソン&マッカイのビジュアルフレーバー、安価でカスクストレングスを飲め素晴らしいボトラーだったのに何処へ消えたのだろうか?)

香り 花の様な上品な甘い香り、香ばしいモルト。オイリーさやほのかに香るピートや潮気。全体的に華やか。

味 舌の上に絡みつくワクシー(固形ワックス)のようなオイリーさ、バターの甘さと少しの塩気。蜂蜜、モルトの甘さが際立つ。フルーツの要素もあるがメインではない、オイリーでありながら重くならず軽やかで華やか柔らかく芳醇。

フィニッシュ アタックからミドルにかけ色々な要素が浮かんでは消え面白い、余韻も長く飽きない。

少量の加水でワクシーさが陰に隠れ、華やかさが前面に出てまた違った味わいになり面白い。

いやぁー素晴らしい、スコッチの中でも人気銘柄なのも頷ける、スコッチ全ての要素が入ってるという謳い文句もあながち大袈裟じゃないなー
限定リリース抜きでオフィシャルボトル14年しかリリースされて無いのも自信の表れか?(昔から馴染みの客にしか卸してないとかいう話もあるのでその名残かも)

オールラウンダーで優等生。ある意味完成されてツマラナイボトルだからこそ、不良でヤンチャで個性的なアイラモルトが恋しくなる季節。

そんな感じでブルーカラーモルト探求は続く。