ウンタのウイスキー日記

1万以下で美味いウイスキー探す旅

グレンファークラス105

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グラス/リーデル ヴィノム コニャック

場所:自宅

ボトル:開封3ヶ月

評価:⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ 6点

度数: 60%

地域:ハイランド

久々のブログは、グレンファークラス105です。シェリー樽系は苦手な物が多いのですがコレは当たり。オフィシャルのカスクストレングスが4000〜6000円で買えるのも嬉しいですね。

香り、干したフルーツ、かすかにナッティーな豊かな香り、甘さと酸味をともなったフルーティーさ。

味、舌の上で弾ける系でアタックからかなり強力。干しぶどう系の甘酸っぱさやモルトの甘さが良いバランス。スモーキーな要素もミドルからフィニッシュにかけて出て来て楽しめる。

フィニッシュ、フィニッシュはかなりロングで甘酸っぱさとスモーキーな余韻が楽しめる。

久しぶりに飲んだけど美味いですねー、自分の中ではタリスカー的なアッパーな飲みごたえで飲むとテンション上がる系で楽しめます。(タリスカーとは味も香りも違いますが)
ファークラスはシェリー樽主体でモルトがしっかり拾えて、スモーキーさがアクセントとして良く出てる印象。シェリー樽が得意でない自分も楽しめ好きなボトルです。

ノンエイジとはいえ、若さをあまり感じないボトルでした。まぁーアルコールが強いのでその辺があやふやになる効果があるのかもしれませんが、12年と比べかなりハッキリした味わいで、12年が好きな人は気に入ると思います。

いつかファミリーカスク飲みたいなぁ。

 

ボウモア スモールバッチ

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グラス/創吉テイスティング1

場所:自宅

ボトル:開封8ヶ月

評価:⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ 5点

樽 :ファーストフィル、セカンドフィル、バーボン樽

度数: 40%

地域:アイラ

コスパ:普通 3000〜4000円

アイラの中でも人気銘柄のボウモア。1st 2nd フィルのバーボン樽使用との事。

香り、潮気やスモーキーさ、少しのバニラ、蜂蜜や酸味も少し。怪しいフルーツ。

味、口当たりが良く滑らか、甘さ、スモーク、酸味の良いバランス、ライムを思わせるフレーバーやお茶!のような苦味も感じる。

フィニッシュ、フィニッシュは、ややドライでスパイシー、スモーキーな余韻が続く。

ボウモアのオフィシャルですが。かなりマニアックな出来だと思います。バーボン樽との事だったのでもっと甘さが出ていると思ったのですが、苦味のようなフレーバーが出てるのに驚きました。
ノンエイジの割には滑らかでアルコール感が出ていないのが不思議で、良かった。アイラモルトボウモアにしては湿度が高いジメジメ系ボトル。
こうやって書くとなんかdisってるようですがボウモアは好きな蒸留所なので経験値的にアリなボトルだと思います。まぁーメーカー的にハイボールなどで飲むことを推奨しているようなのでそっちで飲んだ方が良いかも。

響17年

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グラス/創吉テイスティングsk2
場所:自宅
ボトル:開封3ヶ月

評価:⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ 7点

度数: 43%

地域:ジャパニーズ

コスパ:悪い 1万〜1万5千 (ミニチュアボトル 50ml 1000円)


昨日の響ノンエイジの流れで残り少なくなった響17年50mlテイスティングです。

香り、まろやかな甘い香り、霧がかった森の新緑の香り、東洋的、オリエンタルなお香。

味、口当たりが良くスムース、甘いバニラと香ばしく焼いた穀物、ナッツ、シルキーで滑らか、僅かなスモーキーさ、樹液、蜂蜜。

フィニッシュ、甘くシルキーで長い、色々な要素が邪魔せず共存している。

量が少な過ぎて、テイスティングが中途半端ですが、味を忘れないために書き留めました。

印象としては、ノンエイジに比べてスムース、シルキー、甘さもノンエイジに比べ良く出ており、熟成されている。ミズナラ樽の神社仏閣系のどこか神聖でオリエンタルなフレーバーも全体を邪魔せず、アクセントとして素晴らしい働き。
飲みやすくて完成されてる美味いボトルです。1万以下なら最高でしたねー。

熟成感やシルキーさなどは劣りますがイチローモルトのホワイト&グレーン
が近い味かな、あっちはかなりヤンチャしてますが、ミズナラ樽の魅力が楽しめ素晴らしい出来で、流通自体少ないですが運が良ければ4000円台で買えます。

響 ノンエイジ

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グラス:不明

評価:⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ 5点

度数:43%

地域:ジャパニーズ

コスパ:ちょいワル 4000〜5000円

番外編、居酒屋でサントリー響のテイスティングです。

やっていてかなり、無理があった。

 

香り、バニラの甘い香りや白州の森林を思わせるフレッシュな香り。

味、多少の滑らかさとクリーム、バニラと若い森林の樹液やスモークの感じもありつつ重くならずライト、何か一つのフレーバーを突出させるのではなく、全体的に馴染ませる事に長けたボトルで嫌な要素が少ない。(と言いつつアルコールが目立ってくる部分もある)

フィニッシュ、アタックはライトで滑らかで 、若く爽やかなフレーバーがそれなりに気持ちよく、フィニッシュも程よく長い。

 

居酒屋鳥貴族で飲めるサントリー響、驚愕の280円。チェーン店の居酒屋で響が出てくる店も稀ですね、昔は、山崎12年とかも飲めた時代が懐かしです。

買えば4000円〜5000円するのでこの値段で飲めるのははスゴい事、料理も280円均一でコスパ高い店ですね。

手元にブレンデッドウイスキーがあまり無いので良い経験でした、シングルモルトに比べ飲みごたえなどは希薄ですが嫌味なく毎日飲める感じもあり中々、スムースさやシルキーさがもっと出ていればなぁ〜と。あとミズナラ樽のフレーバーもワンポイントとして良かった。

購入するかどうか別にして、無性にまた飲みたくなるようなボトルで、ブレンダーの技が光る一本でした。

 

ダグラスマックギボン プロヴェナンス クライヌリッシュ15年

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グラス:創吉テイスティングsk2

ボトル:開封直後

評価:⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ 7点

樽:ワン リフィル ホッグスヘッド

度数:46%

地域:ハイランド

ハウススタイル:ワクシー、モルティーオールラウンダー

コスパ:ちょいワル 8000〜9000円

 

誕生日って事もあり、以前買っていたクライヌリッシュをバースデーモルトという感じで封開け。1997年 15年熟成のボトルです。(最近ウイスキー高すぎやろ特にボトラーズ)

香り、甘いモルトの香り。香ばしく焦げたパンケーキ。バニラ、アップル、シトラス系の香りや蜂蜜の甘い香りも感じる。

味、モルトの甘さが弾ける、ややオイリーでナッツ、穀物系のコクやバニラの様な甘さ、スパイシーさ目立つ、焼きリンゴ、香ばしく焼き上げたパンケーキと僅かなスモーク。

フィニッシュ、アタックは柔らかく甘い後からスパイシーさやナッツ、穀物系のコクや甘みが出てくる、フィニッシュは波があり、一度ドライになりその後、甘さと共にスパイシーさや僅かなスモーキー、オイリーさが楽しめる。

色々な要素が楽しめる安定のクライヌリッシュです。香りがとても良い、味もデザート系モルトって感じで、オフィシャルに比べ甘さと焦がしたような香ばしさが突出して好印象、ややスパイシーさが出過ぎていて、オフィシャルの完成されたバランスに欠けてますが、甘さと香ばしさでプラマイゼロって感じですかね、8000円〜9000円と高いのが玉に瑕ですがこの焦がした様な香ばしさはなかなか無いので7点で。たぶん樽のチャー具合がいい感じなんでしょうね、

(樽の内面を強い火で炭化させる方法をチャー(Charring)と言ってこれによって樽材内部にバニリンといった甘い熟成香味成分が生成されるみたいです。)

まぁー高いボトルだったのでチビチビやります。

シグナトリー ボウモア 13年

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グラス:創吉テイスティング1

ボトル:開封10ヶ月

評価:⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ 5点

樽:ホッグスヘッド

度数:46%

地域:アイラ

ハウススタイル:ハニー、スモーキー、潮気、

コスパ:良い方 4000円台

 

ボトラーズシグナトリー社のアンチルフィルターシリーズ。ヴィンテージ2000年の13年熟成のボウモアです。

最初にウイスキーにハマったキッカケの蒸留所の一つなので今でも新しく購入する時は心踊りますねー

香り、塩、酸味、グループフルーツ、梅干し、上品に漂うピートの煙。

味、酸味が強い、若いグループフルーツの果汁、モルト感が薄くライト、甘さがあまり感じない。酸味と共にスモーキーフレーバー。ドライで潮気がある。少し水っぽく熟成感をあまり感じない。

フィニッシュ、アタックからフィニッシュまで変化が少なく一直線に上昇するようにフィニッシュ。フィニッシュはドライで短め。

総じてライトでドライな印象。自分の中でボウモアテンペストバッチ5を下手に加水した感じで、ボウモアらしさのハニー感がなく単調に思えたのでちょっと残念。でも上品なフレーバーは流石のボウモア

自分の中でボウモアはアイラモルトの中でも湿度低めでからりと晴れわたってるイメージの蒸留所で、その辺がアイラの女王とか言われる所以な気がします。

このボトルも湿度低めで、8月のからりと晴れわたってる海感が出てて面白い。

オフィシャル12年と比べてまた違うボウモアを(たぶんテンペストシリーズの路線)見せてくれたので勉強になりました。

カリラディスティラーズエディション

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グラス/ リーデル ヴィノム コニャック
ボトル:開封後1年
評価:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️  7点
樽: バーボン樽(多分)とモスカテルシェリー樽
度数:43%
地域:アイラ
ハウススタイル:スモーキー、スパイシー
コスパ : ちょいワル。6000〜8000円

カリラのディスティラーズエディション2014年ボトリングの12年物、このボトル久しぶりに飲みます。


香り、スモーキーで上品な華やかな香り。酸味を伴った甘さ、塩、梅の要素。


味、少量のクリーム、滑らか。スモーキーな中からジワジワと甘さとスパイシーさがが現れる。完熟させた葡萄の様な甘さも感じるがどちらかと言えば、ビター系のチョコレートの甘さ。ナッツ、モルトの甘みと、梅のような酸味と甘さがまさに良い塩梅。
嫌な要素が少なくとてもバランス良いボトル。


フィニッシュ、アタックはスモーキー後からモルトの甘さやナッティーさが出て来て楽しめる、フィニッシュは長く、スモーキーな要素が少なくなりフルーツ、モルトが存在感を増し甘さが続く。
確か1年位前に、豊洲のリカーズハセガワで有料テイスティングしないで、男気購入。封開けの際は、ドライでシルキーな印象で、これはこれで良いな〜程度な印象だったけど、久しぶりに飲んだらすごく良かった〜
まぁー最近トゲトゲしくスモーキー一辺倒なアイラ系が苦手になっているのも影響してか甘口のモスカテルシェリー樽で2段階の熟成かけているダブルマチュアードは自分の中で大正解なボトル、スモーキーでスパイシーなオフィシャル12年と比べてダブマはライトで飲みやすく色々な要素が楽しめるのでワンランク上に感じます。 
ボトルが6000〜8000円でコスパに難ありだけど、評価は大甘で7点。
採点基準がよくわからなくなってるな。
まぁー買って損は無い良いボトルです。